By ohara

引っ越しの時

新しいマンションやアパートに引っ越すときには管理会社や不動産屋さんから鍵をもらいます。
鍵をもらったらこの鍵をよくみて確認しておいて下さい。
よく見るとキーヘッドにマンション名やアパート名、部屋番号などが書かれたシールが貼られていることがあります。
このシールは管理会社が鍵を管理するために貼っているものです。ですから、手渡された後はこのシールを剥がしておくようにしましょう。
もしかしたら詳細な住所まで書かれていることもあります。

こんなふうに鍵に個人情報が書かれているというのはとても危険なのです。
もし鍵を落としてしまったら拾った人が親切に届けてくれる・・・のならいいですが、合鍵を作って侵入したり、そのまま家にやってきてこっそり鍵を使って侵入する可能性があります。
ひったくりや置き引きにあった時も鍵に個人情報が書かれていなかったら自分の家まで知られることもないでしょうが、シールが貼ってあったばっかりに二次的な被害にあう可能性があるということです。

紛失しないという自信を持っているかもしれませんが、リスクがあるものをそのままにしておく理由もありません。鍵を受け取ったら速やかに剥がしておきましょう。
シールではなく名札などがついている場合もあります。

ただ、家に保管しておく用の合鍵にはどこの鍵なのかわかるようにネームプレートをつけておくといいかもしれません。特に車やバイク、金庫の鍵など鍵をまとめて一箇所に保管している場合はどの鍵がどこの鍵なのかわからなくなってしまうのでそれだけ目印をつけるようにして下さい。

マルチポイントドア

マルチポイントドアという言葉は耳慣れないものかもしれません。多点式ドアと呼ばれることもあります。
輸入住宅の海外製ドアに使われていることが多いものですが、最近ではトステムやYKKapなど日本のメーカーの作ったものにも見られるようになりました。

多点式ドアの特徴はケース錠のカンヌキとラッチ以外にローラーカムというものが上下に構成されているところです。
これらの3つはレバーハンドルを操作することによって動かせます。これによってドアを開けたり閉めたりすることになります。

ヨーロッパではロトロックというブランドでこの多点式ドアが採用されています。
ロトロックは人気のブランドですので日本でもわずかながら使っている人がいるようです。
しかし、海外製ということで壊れてしまうこともあります。壊れるとそう簡単には修理することはできません。輸入品ですから金物資材を仕入れるだけでもすごく時間がかかってしまうのです。

ロトロックの多点式ドアでよくあるのがセンターケースというドアの中心部の鍵を動かす部品がおかしくなってしまうということです。これが故障するとギアチェンジができなくなり、鍵を回そうにもまったく動かなくなってしまうのです。

こんなトラブルがあった場合にはまず家を経ててくれた工務店や建築会社に連絡をするのが一番です。もしかしたら在庫を持っていて今すぐにでも対応してもらえるかもしれません。

 

はじめての電子錠

これから玄関の鍵を電子錠に交換しようと検討している人も多いかと思います。
わたし的にはそんな人におすすめしたいのがフキのインターロックRという鍵です。
こちらは後付でも取り付けることが可能な電気錠です。大掛かりな電気工事が必要ないので安い費用で取り付けることが可能です。

この鍵を使うには普段使っているSuicaなどのカードがあれば大丈夫です。カードやFeliCa対応のおサイフケータイをかざすだけで音がなってドアが開きます。
また、最初に付属のカードもついてきますのでこれを鍵として使用することも可能です。
そして、もしこれらを持ち出すのをわすれて外出してしまっても、暗証番号モードに設定しておけば番号を押して鍵を開けることも可能です。
自分の好きな方法で開けられるとても汎用性の高い鍵なんです。

さらに、便利なのは、リモコンキー機能もつけることができるということです。
もし2階にリビングがあったり、お年寄りの住むご家庭であればこの機能が便利です。わざわざ玄関まで行かなくても鍵を開け閉めすることができるのです。

防犯的にも安心できます。
マグネットがついていて、ドアが閉まると自動で鍵が施錠されます。
鍵の締め忘れによる侵入を防げるというわけです。

エレベーター

日本は地震の多い国です。
日本各地で毎日のように小規模なものからちょっと大きな地震まで発生しています。

大きな地震があったあとはエレベーターが故障してしまうことがあるそうです。
マンションや商業施設でエレベーターが止まってしまうと利用者に迷惑がかかってしまいます。

地震の拍子で鍵が壊れて使えなくなることもあるそうです。

エレベーターの鍵は建物管理者が管理していることが普通です。
しかし、まれにですが、この鍵を紛失してしまう人もいるようです。
気をつけて管理していても、鍵を使用している時に手がすべってエレベーターの隙間に鍵を落としてしまうこともあったりするみたいです。

エレベーターの鍵というのは各階についています。この鍵が開錠の状態になっていないとドアが開かないようになっています。

隙間に鍵を落としてしまった場合、とりあえずなんとかしようと自力でひろおうとする人もいます。ライトをあてながら棒でなんとかひろうことができそうです。
しかし、これは大変危険な行為です。
ヘタをするとはさまれてしまって大きな事故につながります。小さな子供が見ていて真似をしたりしても大変です。絶対にやめましょう。

こういった鍵のトラブルがあった場合にはまずエレベーターのメンテナンス会社に相談しましょう。それから、正しい処置をとるようにしてください。